図の読み方と、この練習の目標
図は説明用に作った局面の抜粋です。実際のゲームでは52枚を使いますが、ここでは判断に関わるカードだけを示します。捨て札の行は右端が一番上で、今動かせる1枚です。場札の行は指定した列の末尾を示します。目標はその次の1〜2手を説明できること。どちらの選択でゲーム全体に勝てるかを判定する問題ではありません。初めて遊ぶ場合は基本ルールを、再循環の順序を確認する場合は山札9枚の比較図を先に読んでください。
第1問:見えているエースを動かせる?
捨て札にはA♠、Q♦、J♣が見えています。組札は空、場札にはQ♥を置き先にできる列があります。A♠をすぐに組札へ送れるでしょうか。送れないなら、図にある捨て札から今動かせるカードを選んでください。
- 捨て札:右端が一番上
- A♠Q♦J♣
- 場札の置き先
- Q♥
- 組札
- 空
第1問の解答と理由を見る
A♠はまだ動かせません。一番上はJ♣なので、今できる図の一手はJ♣をQ♥へ置くことです。黒のJは赤のQより1小さく、場札の条件に合います。移動後はQ♦が捨て札の一番上になります。山札をめくらずに続けてA♠を使うには、そのQ♦も先に動かす必要があります。エースを見つけたことと、エースに手が届くことを分けて考えましょう。
第2問:1枚使ったら、すぐ次をめくる?
捨て札の一番上は6♠です。場札には7♥と6♣の置き先があります。まず6♠を7♥へ移しました。その後、5♦を使うには山札をもう一度めくる必要があるでしょうか。2手目の置き先まで考えてください。
- 捨て札:右端が一番上
- 4♣5♦6♠
- 場札の置き先A
- 7♥
- 場札の置き先B
- 6♣
第2問の解答と理由を見る
次をめくる必要はありません。6♠を使うと5♦が捨て札の一番上になります。その5♦を6♣へ移せば、続いて4♣が露出します。4♣も、今置いた5♦の上へ続けて移せます。黒の4を赤の5へ置けるので、この図では3枚とも山札をめくらずに使えます。1枚使うたびに、新しく露出したカードと、今作った置き先を確認しましょう。最初の2手で止めた場合は通常の「元に戻す」を2回、4♣まで動かした場合は3回使うと、図の出発点へ戻れます。
第3問:次をめくる前にキングの置き場を作る
第1列にはQ♠が1枚だけあり、第2列の末尾はK♥です。ほかの列はすべて埋まっています。捨て札の一番上にK♣があり、山札にはまだ3枚以上残っています。今見えているK♣を空き列へ置くには、どの順番で動かせばよいでしょうか。「まず山札をめくる」との違いも考えてください。
- 第1列:この1枚だけ
- Q♠
- 第2列の末尾
- K♥
- 捨て札の一番上
- K♣
- 山札
- 裏向き裏向き裏向き…
第3問の解答と理由を見る
先にQ♠をK♥へ移すと、第1列が空きます。続けて捨て札のK♣をその空き列へ置けます。先に山札をめくると、新しく出たカードがK♣の上に重なり、K♣を直接選べなくなります。それだけで負けが確定するわけではありませんが、今できたキングの移動は後回しになります。必要なカードが使えるうちに、置き先を作る手順を探してみましょう。
実際のゲームで使う三つの確認
次をめくる前に、捨て札の一番上を見ます。その置き先があるか、一手で作れるかを確かめます。カードを使った後は、新しく露出した一番上をもう一度見ます。この順序をStillDeckの3枚めくりで試してください。場札全体の優先順位はソリティアの攻略とコツへ。二つの候補を比べる練習を続けるなら、元に戻すを使った3つの判断も役立ちます。