動かす前に計画する
すべてのカードが見えているため、フリーセルは完全情報のパズルです。1枚目を動かす前に10秒だけ時間を取り、4枚のエースの位置を確認しましょう。どこにありますか?すぐ取り出せるものはどれですか?深く埋まっているのはどれですか?エースは組札の進行に向けての入口です。すべての計画はそこを掘り出すところから始まります。
フリーセルは貴重なリソース
フリーセルは収納庫ではなく、短期的な作業メモリです。1つ埋まるごとに、スーパームーブで動かせる枚数が減ります。フリーセルが2つ空き+空列1つなら6枚動かせますが、4つ全部埋まって空列なしなら1枚ずつしか動かせません。この差が「解ける盤面」と「ロックした盤面」の境目です。カードをフリーセルに置くたびに「コスト」として扱いましょう。「このカードはいつ出ていくのか?」を先に考え、2〜3手以内に場札か組札へ戻るルートが見えない場合は、容量を無駄に消費しています。
空列はフリーセルより価値が高い
スーパームーブの容量を考えると、空列はフリーセル1つ分の2倍の価値があります。式は(1 + フリーセル空き) × (1 + 空列数)で、空列が1つ増えると容量が掛け算で伸び、フリーセルが1つ増えると足し算でしか伸びません。このため列を空にする手はゲーム中でも特に強力です。短い列を他の列の長い連続札に統合できるなら、見栄えが地味でも優先してください。その後の5手にかかる複利効果は絶大です。
降順・色交互の連続札を育てる
組札に送れるカードが途切れた時は、バラバラになっている場札を「降順で色が交互になる長い連続札」に整理しましょう。1本の長い連続札にカードが詰まるほど、他の列は自由に使えるようになります。しかも連続札はスーパームーブで丸ごと動かせるため、10クリックが1クリックになります。終盤の理想形は、残りのカードがKから下へ続くクリーンな連続札に揃っている状態です。そこまで来れば、オートコンプリートのカスケードがあとを片付けてくれます。
組札に急がない
使えるカードをすぐに組札へ送りたくなりますが、それは禁物です。早すぎる4の昇格が、場札で橋渡しとして必要だった同じスートの3を取り残してしまうことがあります。実用的な目安として、カードを「安全に」組札へ送れるのは、1つ下のランクで反対色の2枚がすでに組札に乗っているか、取り残されそうなカードを救い出す余裕が明確にあるときだけです。StillDeckのオートコンプリートは、盤面が本当に安全に閉じられるときにしか動かないので、終盤は安心して積極的にプレイできます。ただし中盤ではワンテンポ考えてから送りましょう。
並べ替えず、掘り起こす
1手ごとに少なくとも次のどれかを達成すべきです。隠れたカードを掘り起こす、フリーセルを空ける、列を空ける。このどれも達成しない手——たとえば列AのさらにKが埋もれている状態で、6をAからBへ移動するだけの手——はたいてい失着です。クリックする前に「この手で何が得られるのか?」と自問してください。「特に何もない」と思ったら、テンポを失っている可能性が高いので別の一手を探しましょう。
ヒントはほどほどに
StillDeckのヒント機能は、現時点で最善と思われる一手をハイライトで示します。勝ち筋そのものを教えるわけではありません。本当に動けなくなったとき用のつっかえ棒として使ってください。自動操縦にしてしまうと学びは生まれません。自分で手を見つけて、ヒントが示したであろう手と比べる——その過程に上達があります。
やり直すタイミング
フリーセルの配札のうち、約1000回に1回は解なしだと証明されています。それ以上によくあるのは、挽回ルートは存在するものの、再計画のコストに見合わない局面です。「元に戻す」を2回使ってもまだ進路が見えないなら、Restart (R)で同じ配札を最初からやり直しましょう。難所を先に知れた、それだけで得です。